出発〜シドニー市内観光まで

12月6日(水) 晴れ 関空→ブリスベン
 出発の日。予定通り19時35分QF374便で関空を出発。カンタス航空便といってもJALとの共同運航なのでJAL777便に乗っているようなもの。乗客はほとんど日本人だが、極端に少なく座席はがらがら。今まで何回も乗ったがこんなのは初めてだった。

 真中の4人席を陣取ってゆっくり横になれたのでブリスベンまでの8時間30分は熟睡状態、起きたのは食事の時だけ。JALに乗ったのは2回目だが、座席は狭いし食事もあまりにもお粗末(特に朝食なんてサランラップで包んだ少量のサンドイッチと飲み物だけ!)でびっくりした。赤字経営だから仕方がないのかも・・・?でもあまりにもひどすぎる。

12月7日(木) 晴れ ブリスベン→シドニー
 ブリスベンでは一度飛行機から降り1時間30分後、また同じ飛行機に乗りこんだ。現地時間8時35分シドニーに向けて再離陸。機内で入国カードを記入したが質問はすべて日本語でわかりやすかった。

 11時、定刻どおり無事シドニー空港着。また心配した食料品の持ち込みも申告ありのカウンターに行き、食料品だけを積めているリュックを調べられたがすべてOK。インスタントラーメンの袋のゆで卵の写真を見て、若い検査官が何か言ったがベテランの女性検査官が大丈夫と笑っていた。高野豆腐、味噌汁、お茶づけの素等もすべて知っているようだった。


 空港で取り合えず当座の分だけ両替するが(レート104,1円)あまりの高さにびっくり。これなら関空の方がまだ良かった(レート99.83円)。エアーポートシャトルバスでエッジクリフホテルに着く。シティ(シドニーの中心)から少し離れているが、シティトレイン(電車)の駅にも近く環境もよさそうだ。部屋は狭いが明るく、ベイビューでまあまあのホテルだ。

 ホテルで暫らく休憩し夕方5時ごろ外へ出る。日差しは強いが風も爽やかで涼しいくらいだ。気温25℃だなんで信じられない。早速電車に乗りシティへ。シドニーの市役所であるタウンホールセントアンドリュース大聖堂のミサに参加したり、繁華街を歩いたりして最後はシドニータワーに上り、250メートルの高さから360度の夜景を楽しんだ。

 最初の夕食はマグドのハンバーガー(2人で13$)で簡単にすませた。帰りにホテル近くの閉店まぎわのスーパーに飛び込み、ハム、パン,コーラ、ビール、果物などを買い疲れ果てて帰った。


 

12月8日(金) 曇 シドニー観光
 朝から風も強く肌寒いくらいだ。まず電車でサーキュラーキーへ。観光コースにそってオペラハウスハーバーブリッジそしてシドニー発祥の地であるロックスへとぶらぶら歩いて廻る。どこも観光客で賑わっているが中国人の観光客が多いのに驚く。数年前まではどこへ行っても日本人の団体さんに出会ったがこの頃は中国人だ。それだけ今中国が伸びてきているという証だろう。

 ロックスではビジターセンターへ行き情報を集め、シドニー最古(1841年建造)で自家製ビールが飲めるパブ、ロードネルソン・ブリュワリーへ行った。昼間なのに地元の人たちで賑わっていた。どんな風に注文していいかわからないので人のやる事をじっと見ていた。ビールの銘柄とジョッキのサイズを告げ、お金はその都度払うようだった。それを真似て何とか注文できたが、支払いの段階で相手が何を言っているのかピンと来なかった。「アイトアイティ」「アイト・・・?」「イエス、アイトアイティ!」 「あっ、オージーイングリッシュだ!エイトエイティ(8ドル80セント)だ」とわかるのに時間がかかった。

 3時45分からキャプテン・クックのシドニーハーバー・エクスプローラーに乗りシドニー湾の2時間のクルーズを楽しんだ。その後ホテル近くのフードコートで春巻きやサラダ、キッシュ等をテイク・アウェイし、ボトルショップでビール6缶(14$)を買って帰った。



          ハーバーブリッジ                   ロックス                         オペラハウス

 


12月9日(土) 曇のち晴れ ブルーマウンテンツァーに参加
 シドニー郊外の高原リゾートであるブルーマウンテンズへの半日ツァー(1人40$)に参加した。朝7時30分、キングスクロス駅でピックアップしてもらい、マイクロバスでキングステーブルを目指した。崖っぷちの大きな岩がテーブルのように広がっているのでその名前がつけられたのだろう。ガイドさんは高所恐怖症なのかさかんに端の方に行かないように注意していたが、高いところが好きなMINEは平気だった

 その後エコーポイントへ行き3つの頂きのある岩・スリーシスターズを眺め、シーニックワールドへ行った。まず床の一部が透明で300mの谷底が見えるゴンドラに乗り、次に世界最大傾度52度のトロッコに乗って標高差650mを一気に滑り降り、鬱蒼とした温帯雨林を15分程度歩き、最後に84人乗りの大型ゴンドラに乗り継いで元の場所に戻った。

 ガイドさんは自慢気に素晴らしかったでしょう!と何回も言ったが、私達は返事の仕様がなかった。もう一つ印象に残らないツァーだったから。たった半日くらいで大自然の表面だけを見ても何もわかるまい。最低でも1泊して夕日や朝日を眺め、自分の足で渓谷を歩かないと本当の素晴らしさには出会えないのだろう。

 ツァーの最後はシドニー・フィッシュマーケットで降ろしてもらった。業者用に水揚げされたばかりのシーフードを卸す市場だが、一般の人でも買い物が出来たり、レストランも何軒もあって地元の人や観光客で一杯だった。カキ、ロブスター、エビ、いか、タイ、マグロ等どれも新鮮でおまけに値段も安かった。

 私達は生カキとゆでた大エビ、シーフードチャーハンを食べ(24$)、歩いてオーストラリア海事博物館へ行きそこでゆっくりした。その後メトロライトレール(路面電車)でセントラル駅に行き、明後日のカウラ行きの電車乗り場の下調べをした。


 

12月10日(日) 快晴 シドニー観光
  
 朝から強風、気温23℃。MINEは長袖だが町を行く人の姿は、タンクトップ、半袖、長袖、皮ジャンとさまざまだ。今日は土・日曜日に開かれるロックスのフリーマーケットに行った。

 ロックスの中心の通りにテントが張られ多くの買い物客で賑わっていた。特に買いたいものはなかったが貴重品に気をつけながらぶらぶら見て歩いたり、ロックス・スクウェアでのコンサートを楽しんだ。昼食はまたまたパブでビールとピッツアで済ませた(37、5$)。

 その後ロイヤル・ボタニックガーデンまで歩いた。日曜日とあって家族連れや友人連れの人が多く、芝生でランチを広げたり寝たりして様々に楽しんでいた。私達もベンチに座り目の前に広がる海や様々な植物を見たりしてのんびりした。

明日はいよいよシドニーとも別れカウラへの移動日。夕方にはホテルに帰り荷物整理や、HP作りをし早めに寝た。                                                                  




                                                   

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