冬の北海道ちょっと暮らし体験住宅滞在(厚沢部町)

(2015.1.14〜1.20)

道の駅あっさぶでお買いもの

鶉温泉

体験ツアー

町民交流センターで「新春鹿子舞交流会」を鑑賞

厚沢部の水源地

D棟外観

家の前の眺め

昨年の10月大阪であった「北海道暮らしフェア」に参加。そこでくじ引きがあり1等を引き当てた。その賞品が厚沢部町のちょっと暮らし体験住宅を1週間無料で借りられるものだった。厚沢部町には、4軒の体験住宅がありどこも素敵だったが、私達はD棟の超モダンな家を借りた。

町の中心から歩いて30分、少し遠いが隣に温泉があるだけで、家の前には広大な土地が広がっていた。玄関を入ってすぐにインナーパティオ、そこを中心にリビング、寝室、ダイニング、水回りへと広がり、2階はゲストスペースとパティオを取り囲むように回廊があるとてもお洒落な家だった。

こんな風に過ごした1週間は短かく楽しかった。冬の北海道お試し暮らしは寒いし、外出も出来ず退屈するのではと考えていたが、そうではなかった。室内は大阪より暖かく快適だし、屋外も湿度が低いからか、それほど寒いと思わなかった。ウインタースポーツが出来ればそれなりに楽しめることが分かった。

でもこれが長期となると、話は変わってくるかも知れない。もっと雪の日が続けば外出は出来ず、室内で楽しめるものがないとやはり退屈するかもしれない。また今回は1軒屋でご近所さんもなく、雪かきもしなかったが、これも長期でもっと積雪量が増えたら、雪かきも大変な作業になるだろう。

広い庭園内を歩く

風情のある銀婚湯入口

八雲町の銀婚湯へ

午前中厚沢部町の伝統芸能「厚沢部町新春鹿子舞」を見に行った。その後、銀婚湯まで足を伸ばした。昨年の夏に行って気に入り、もう一度冬の温泉を体験したかった。車で1時間30分ほどだが、勿論道路状況と天気予報はチェックした。冬道のドライブも晴れれば、雪景色を見ながら快適だった。

銀婚湯は、人気があるのか日帰り温泉で混んでいた。雪景色を眺めながらゆったり露天風呂に浸かるのは最高の気分だった。

カンペシーノのオーナーは、吹雪の時は車を停めずのろのろ運転がいいと教えてくれたが、HARUは全く道が見えないので、ゆっくり停まった。じっと眼を凝らして見ると、左から来る道と合流しその先はカーブしていて、かなり道路の端を走行していたようだった。
4WDのスタッドレスタイヤなので雪道の運転は大丈夫と思っていたが、吹雪くと怖いと実感した。もうどこにも寄らず真っ直ぐ帰った。

明け方から風が強く、外を見ると横殴りの雪が降っていた。天気予報でも今日と明日は吹雪で、外出は控えようと思っていた。ところが次第に風が止み、一日中家にいても退屈なので、ランチを兼ねて近場をドライブしようとなった。
家から20分くらいのカレーとコーヒーの美味しいと評判の「カンペシーノ」へ出かけた。メイン道路から離れた小高い丘にあり、オーナー自ら建てたお洒落な店だった。雪は降ったり止んだりでそれほど気にしていなかった。

帰り際オーナーが、帰り道で1ヶ所だけ吹雪く所があるから気を付けるようにと教えてくれた。本当にその通りだった。地形の関係かそこだけ急に車の真正面から雪が舞い上がり、前が全く見えなくなった。

自由行動の日

レクの森でスノーシュー体験。朝から降っていた雪もちょうど降りやみ、新雪の森の中をガイドさんの案内で歩いた。去年の夏にもこのコースを一部歩いたが、冬の風景は全く違っていた。
歩き始めは寒かったが、2時間も歩くと身体も温まり気持ちよかった。

江差追分会館

江差へ

メークインや蕎麦をいただいた

出来たてそば

蕎麦打ちは結構力がいる。男の仕事?

蕎麦打ち体験で町民交流センターへ。蕎麦打ち先生の指導のもとそば粉をこねて、伸ばして、切って、湯がいて作りたて蕎麦をいただいた。蕎麦の中にちょっとうどんのような物が混ざっていたが、そばのこしがありとても美味しかった。その後、車で30分ほどの江差へ行った。

車の雪落とし
町内案内ツァーに参加。昨夜まで雪が積もってなかったのに、一晩で10センチくらい積もった。レンタカーで役場まで行き、そこからバンに乗り換えて、水源地、鶉温泉、カレーレストラン等へ案内してもらった。

冬の北海道は寒いのではと心配だったが、蓄熱式暖房機やパネルヒーターで室温25度に設定してあり、1日中暖かく快適だった。またここは道南のため積雪量も少なく、レンタカーで函館から来たが、安全運転なら大丈夫そうだ。但し車は4WDでスタッドレスタイヤでないと滑るかもしれない。

カンペシーノ

2階から見たパティオと主寝室

リビング

2階から見た玄関


インナーパティオ

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