最上川に沿って車を走らせる。左の写真は戸澤藩船番所。今は船乗り場。
随神門。ここが出羽三山の入口
きごころ橋(杉で出来た屋根付き橋)
秋田県角館は江戸時代久保藩の城下町として栄え、今もなお武家屋敷が多く現存する昔の町。また春にはしだれ桜が咲き誇り、「みちのくの小京都」として呼ばれ観光客も多い。
この町もずっと行きたいと思っていた憧れの町だった。本当に武家屋敷通り一帯は、昔のままの武士の居住地で、沿道の黒い板塀と大きなしだれ桜の緑のコントラストは見事だった。この時期観光客も少なく、風情たっぷりの町歩きを十分楽しめた。次には春の桜の時期にも是非訪れたいものだ。
江戸時代に北前船の拠点として栄えた港町。豪華で優雅な料亭文化が残るとガイドブックにあったがそれには興味なし。映画「おくりびと」に登場した、山居倉庫のケヤキ並木を見たかった。
ところが行く途中「土門拳記念館」があることを知り、急遽そこも行くことにした。
(9/16〜9/26)
お漬物ばかりの店
職人の技術が見られる松本家
やっと着いた出羽三山神社三神合祭殿
早速杉並木と石段が
山肌からせり出す五大堂
五大堂からの眺め
崖の上にある納経堂・開山堂
お寺好きな私が前々から行きたかったところ。松尾芭蕉が「閑かさや 石にしみ入る 蝉の声」の句を詠んだ場所としてあまりにも有名。1000段を超える石段があり奥の院まで行って帰ってくるまで、約1時間30分かかった。
次に田んぼの方を歩く。黄金に染める田んぼは昔の風景を思い出し妙に懐かしい。最後に隣町新庄に行く峠から金山町を眺めた。遠くに金山町の象徴である3つの三角形の山が見え、昔英国の女流紀行作家イザバラ・バードがこの風景を褒めたたえたのが分かる気がする。
遊学の森木もれ日館でお茶を戴く
杉林に入る
里山をのんびり歩く
次は郊外「トレッキングコース 神室の道」を参考に、車や歩きで郊外を見て廻った。最初は山の方へ。大美輪の大杉という樹齢300年の美林を見て、グリーンバレー神室へ。
金山町は江戸時代に羽州街道の宿場町として栄えた町で、地元の杉と白壁を用いた金山型住宅を勧め、また農業用水路に錦鯉を放流し、「街並み景観つくり100年運動」に取り組んでいる。そのせいか町はとても綺麗で、現代的なビルも見えず落ち着いた雰囲気のする町だ。
町のパンフレットに「街並み散策コース・周遊の道」というのがあったので、それに沿って中心街をぐるり巡って金山の街を見て廻った。
(9/20)
(9/24)
(9/21)
公開している河原田家
ひっそりとした通り
まだまだ杉並木と石段が
ここも前から行きたかった所。月山、湯殿山と並び出羽三山と称され、開山から1400年以上の歴史があるらしい。修経道の聖地として信仰を集め、山頂まで続く参道の杉並木は、ミシュランの三つ星ランクを獲得しているらしい。
出羽三山への玄関口に当たる「随神門」から山頂まで続く杉並木は、約2キロ。参道の両側には、樹齢350年から600年を超える約600本の巨木が立ち並ぶ。そんな中を2446段の石段を数えながら、休み休み1時間30分もかかってやっと頂上に着いた。疲れた〜。の一言だった。でも神秘的な雰囲気の杉並木を歩き気分は最高だった。
茅葺屋根の山門 急な石段が続く
登山口からスタート
横手市のいものこ祭り
一杯300円のいものこ汁
9月も半ばを過ぎると朝夕寒くなり、暖房を入れるようになってきた。また休みの日に河原で「いも煮会」が見られるようになった。スーパーでいも煮会用の大きな鍋やガスコンロのレンタルコーナーを見て、山形県だなと実感した。
一度大鍋で炊いたいも煮を食べてみたいと思っていたところ、横手市主催の「いものこ祭り」を知り参加した。ちなみに横手市は秋田県で、いも煮ではなく「いものこ」というみたい。
臨時バスも出て太鼓の演奏や踊り、魚のつかみどりやいろいろな催し物があり一日中楽しめた。いものこの味はまあまあだった。
北京から来た人と
鬼首温泉の湯滝
鳴子峡
昔から有名な、でもまだ行ったことのない鳴子温泉へ出かけた。でも残念かな。昔流行った鳴子温泉はすっかり寂れ、旅館も半分以上が閉館され閑古鳥が鳴いていた。
そこでもう少し奥の間欠泉や露天風呂のある鬼首温泉峡へ行った。
カラフルな酒田傘福
庄内米歴史資料館
山居倉庫
古寺巡礼の写真が好き
土門拳記念館
金山の象徴「金山三峰」
子供のころによく見た風景
廃校の分校を利用した蕎麦屋
滞在型ホテル「シェーネスハイム金山」
イタリアンレストラン
通り道がギャラリーに
町の中心部を流れる「大堰」
横道も綺麗
マルコの蔵(旧家の蔵を再生、ギャラリ―等)
呉服屋
交流サロンぽすと(元郵便局)
街並み交流広場(公園に繋がっている)
公園の方から体験住宅を出る
リビングから眺める公園
明るい和室〈3室ある)
奥にダイニング
キッチン
明るく広々としたリビング
家の玄関
体験住宅は町の中心に近い八幡公園に隣接していた。外観は白壁の杉板張りの落ち着いた感じの家で、中に入ってびっくり。とても広くその上明るい。大きな窓からは公園がよく見えまるで公園内にあるような家だった。
室内は4LDK。キッチンには大きな鍋がいくつもあり食器も多人数分揃っていた。副町長用の住宅として建てられたと聞き納得。
(9/23)
(9/19)
高さ29mの五重塔
(9/22)