まずバンクーバーから


 なぜバンクーバーからスタートか?というと、憧れの国であるからです。20代のころ一番最初に訪問した国がカナダのバンクーバーでした。それ以来ずっと住んでみたい町でした。

 それに治安も良く英語が通じること、物価も生活費もそんなに高くないこと、対日感情・国民性も良く、生活環境も良いこと。その上多くの日本人が生活していること。

 昨年の夏に2週間ほど滞在して、あちらこちらを見て回りました(賃貸のアパート、スーパーマーケット、日本食品店等。) 
 そして放浪の旅のスタート地点としてバンクーバーに決めました。ここで1〜2年滞在して英語の勉強をし、国内をドライブ旅行したり、スキー、ゴルフをしたり・・・・と夢は膨らむばかりです。
 その先はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてアジア、ヨーロッパへと予定しています。




予定変更 リッチモンドから(6月6日)  


 こちらに来て早2週間過ぎました。この間様々なことがあり、泣きそうになったり、悔しく思ったり,喜んだり・・・・と波乱万丈でした。
 でも、やっと落ち着きました。そうアパートが決まったのです。バンクーバーに住む予定だったのですが,実際こちらに来てみると バンクーバーは都会で物価も高く 何だか落ち着きません。そこで車で30分かかる隣町のリッチモンドに住むことになりました。又ここは私達が結婚式を挙げた教会もあり、何かの縁があるのかもしれません。

 こちらには日本のように賃貸専門の不動産業者がなく、新聞を読んだり 歩き回って「VACANCY」や「FOR SALE」を探し、気に入れば自分で電話して決めるのです。英語が余り出来ない私達にとって 何とか新聞は読めるものの、電話をかけるのは恐怖そのもの。何回もかけてやっと繋がったと思ったらプツンと切られたり・・・・と情けない思いもしました。でも こちらで知り合った日本人にいろいろ情報をもらい、やっとアパートを見つけました。 


 

 私達のアパートはリッチモンドの中心に近く、市役所 コミセン 大きなショッピングセンター 公園等があり緑も多く治安も良く環境もよさそうです。
 アパートは3階建てで、私達は2階に住んでいます。バルコニーからバンクーバーの雪をかぶった山々が見えます。部屋は、1LDK(8帖,15帖、4帖、4帖、)とトイレが2つもあり 家賃はC$735(53000円)です。日本から考えると信じられないくらいの値段ですが、ここでは 平均より少し上とか・・・。セントラルヒーティングもあり 築16年の古いアパートなので、薪ストーブもついています。冬が楽しみです。


 キッチンには 大型の冷蔵庫、レンジとオーブン、食器洗い機があり、地下室には共同の洗濯機、乾燥機があって 1回C$1,50(110円)払います。その他 小さいながらもプール サウナもあります。これだけ聞くと豪華なアパートな感じですが、なんと驚くことなかれ!キッチンは板張りなので 上の住人の歩く音がそのまま聞こえます。今にも底が抜けそうに思うので マネージャーに言いに行ったところ 「ノー プロブレム」(問題ないよ)とのこと。これが カナダ式なんでしょうね!    



              


 私達は 日本からダンボール3個、トランク4つの荷物しか持ってきていないので、家具 食器類はすべてこちらで揃えました。日本語の新聞「バンクーバー新報」を読んだり、日本食料品店に行って「帰国セール」の張り紙を見て、帰国する人から安く買いました


 ソファベッド
 テーブルと椅子 ランプ テレビ ラジオ 掃除機 なべ フライパン やかんなど・・・ 生活するのに最低限必要な物は揃ったのですが和食器は少ししかありません。こちらでも売っているのですが高いので 馬鹿らしくて買う気がしません。日本だと惨めな感じですが 不思議なことにこちらでは惨めに思わないのです。人は人。自分は自分。と他の人と比べないからでしょうか?そう言えば私達も ずっとラフな格好をし 気分的にもゆったりと、豊かに過ごせそうに思います。





生活あれこれ(6月20日)

 
 右の写真はスーパーで買い物をしている私(HARU)の後姿です。まずの驚きは、量がめちゃ多いこと。私達のように2人だけの買いもの
それもその日の分だけ買うという日本式はまずあきらめて、無駄もOKとおおらかになること
 又は羞恥心をなくして店員につたない英語で‘‘Little, Little. ”と小口で分けてもらう交渉をする。(肉類,魚類,惣菜) しかし、ここはリッチモンド(カナダの中の中国と言われる所)。日本人?考慮の小口パックも結構見られる。地域がらも有り日本食の材料は相当充実している。(味の保障はなし 値段も高い)

 肉はともかく、魚は種類が少なくその上鮮度も悪い。どんな野菜でも見栄えはするがすべて全く味が違い,まずい。たとえば真っ赤なイチゴなのにかたく甘味がない!野菜もかたい! りんごOK, メロンOK! さくらんぼOK!, 果実はおおむね0K!。チーズは70種類も有り訳がわからん。 一番高そうな極力小口のチーズを買うも味に深みがなく、くさい!やっぱ日本人の口に合うものは Made in Japan です。

 まとめ  食材研究の結果 現地調達の食材を高価な日本製調味料群 で、味をごまかし,ごまかし日本人用デリシャスな味付けとすること。おおむねカナダ人は、腹が膨れりゃOKのあじおんちとふんだ。 (HARU)  

   

車について。 
 日本のように電車が発達していないので ここでは車が必要です。走っている車の半分以上は日本車で 私達も中古車を3ヶ月リースしました。 オートモールという車ばかり集まっている所へ行き セールスの人に会い条件を言って契約。ここまでは日本と同じです。違うのは、ナンバープレートを3〜4枚持ってきてその中から好きなものを選ぶのです。又保険も保険会社の人が来てその場で契約。とても簡単です。

ただこちらは、右側通行なので慣れるまで運転に戸惑うこともしばしば。又,B.C州では赤信号でも右折しても良いので初めは驚きました。交通ルールも走りながら覚えていくと言うありさま。ただ日本に比べると道も広く、皆ゆったりしているのか追い越されたり 後ろからブーブークラクションを鳴らされることもなく、思っていたよりも運転は簡単です。・・・と言ってもいつも私(MINE)が地図を見ながら「次の交差点で左折。右、みぎを走って!」と 大声を出して手には汗と言うところです。 


 ここの今の気候は日本の秋のようです。朝夕は15度前後で涼しく、日中は22度ぐらいで太陽光線がとてもきついので ジリジリ焼ける感じがします。ところが日陰に入ると爽やかで汗もかきません。洗濯物を外に干す習慣もなく 私達は部屋の中に干していますが、4〜5時間で乾くようです。でも困ったことに余りにも乾燥しすぎて 私のお肌はぼろぼろ・・・。1週間で顔じゅうシワだらけになり「10歳も年寄りになって!」とHARUにからかわれ泣いていますが 本当だから仕方がありません。

 又車に乗って1ヶ月たつのに余り車の汚れが目立ちません。雨が降っても乾くときれいなのです。日本ではすぐに汚れたのに・・・ 私達の住んでいた大阪(堺市)があまりにも空気が汚れていたと言うことでしょうか?
ここの日の出は5時過ぎ。日の入りは9時過ぎで、10時頃にやっと暗くなります。私達も夕方の4時頃(日本の感覚で1時頃)に出かけ、9時過ぎ(夕方)に帰宅 と言うこともよくあります。 また時には7時ごろに夕食を済ませ、バルコニーでビールやコーヒーを飲みながらおしゃべりタイム。日本ではこう言った時間のすごし方は出来なかったのに・・・。

 毎日夕方の5時から30分間 NHKのニュースがあるので、一日遅れながら日本の情報は入ってきます。ロジャースというケーブルテレビに加入しているのですが、チャンネル数が多すぎて良く分かりません。又ジャパンボックスと言うのに加入すれば一日中NHKの放送が入るのですが、私達は英語の勉強と思ってこちらのテレビを見ています。
 コンピューターのことで今一番頭を悩ましています。こちらへ来る前に日本でniftyバンクーバーに繋ぎメールもうまく送れたのですが、実際ここでやってみるとインターネットは出来るのですが メールになるといちいちIDやパスワードを要求され繋がらないのです。
 PCの専門店に持って行き見てもらったのですがもう一つよくわかりません。仕方がないのでniftyのホームページにログインし電話を繋いだままメールのやり取りをしていますが
12〜13分で電話を切られるので長いメールは送れません。そう言うわけでメールの返事の回数も減り 愛想のない短い文になっていますがお許し下さい




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