北の大地美術館でコンサート
中札内美術村を散策
ファームレストラン野島さんち
浦幌町お試し暮らし(6月15日~9月10日)85日間
一本山展望タワー
海に向かうほど曇り空に
庭にある天陽のアトリエセット
真鍋庭園入口
今年3回目の中札内村へ。目的は中札内芸術村の「北の大地美術館」であるサックスコンサートだが、久しぶりの快晴で気持ちもよく朝早くから出かけあちこちへと回った。まず前から行きたかった「ファームレストラン・野島さんち」で早めのランチ。なんとお土産に大きなスイカを丸ごと1個いただ、帰ってからご近所さんと3軒でお裾分け。次に「一本山展望タワー」へ。車1台がやっと通るほどの山道を走り、歩くこと15分でタワーへ。遠くに帯広市内や周辺の町を見渡せ、気持ちのいいところだった。2時からサックスコンサートへ。柏林の中にひっそりと佇む美術館内での演奏は雰囲気も良く、サックスの音色に包まれたステキな時間でした。帰りは更別村を通るコースで、北海道らしい風景に思わず写真をパチリ。楽しい一日だった。
この先にロケットが見えるはずだった
ハスカップ採りに往復5時間かけて南富良野の金山湖へ。ハスカップは北海道で初めて知った実でアイヌでは、「不老長寿の果物」として昔から食されていたらしい。でも痛みが早いのであまり出回っていないそうだ。昨年金山湖祭りでハスカップ採りを知り、今年は祭りそっちのけでわざわざハスカップ目当てで出かけた。
手入れのされていないハスカップの低木で、手は真っ赤に染まりアリに噛まれながら約2時間。夢中になってハスカップ採りを楽しみ、家に帰るなり即冷凍。数回に分けてジャム造り。当分の間ハスカップジャムが楽しめる。
毎年同じ事だが観光地にはあまり行かなくなった。週に1~2回の帯広かその手前の幕別市にお買い物。広々とした十勝平野に広がる畑を見ながらのドライブは気持ちよかったし、ついでのランチやカフェ巡りも楽しく、新しいお店を見つけるのもレジャーの一つだった。その他、週2回スポーツセンターで地元の人の仲間に入れてもらい卓球とフィットネス。図書館通い、パークゴルフ、公民館の料理教室やウォーキングに参加・・・と、地元の人とのつながりが広がって来た。
大樹町への途中で見かけた2羽のタンチョウツル
打ち上げ観覧会場の様子
打ち上げられたロケット4機
裏道を通り幕別町へ行く途中、わらびを見つけわらび採りに夢中になる。ついでにラワンぶきもいただいた。早速今晩のおかずの一品になった。
田舎生活のありがたさは自然の恵みをいただけること。今まで知らないで通り過ぎていたが、よく見ると周りにあった。
町営住宅3LKのリフォーム済。室内は全てフローリングでベッドもありよかったが、台所が狭く食事はリビングのソファと低いテーブルで。腰の悪いHARUにはつらかったようだ。住宅は町営住宅の一番端にあり、空き家が多く周囲はとても静かだった。
毎週火曜日と金曜日の午後1時から4時頃まで卓球。3ヶ月もいるからとラケットの持ち方からフォームまで教えてもらい、最初は下手だったがだんだんラリーも続くようになり、楽しくなって来た。その後軽くマシンでウオーキングとフィットネス。半日をスポーツセンターで過ごした。
大部分が空き家の町営住宅
高台から見た浦幌町市街
がらんとした駅前の通り
桑の実は小さくて大変
太平洋に面した人口約4800人の町。帯広へ車で約1時間、釧路にも1時間20分。JRの駅もあり昔は栄えたそうだが過疎化が進み、人口減少。10年前に高校もなくなり寂しくなっている。街並みは奇麗で駅を中心に碁盤の目状態に道路が広がり、役場、文化センター、消防署、警察署、公民館、診療所やスーパーなども、歩いて行ける距離にこぢんまとまり、町内バスも走っている。ある程度のものは町中で揃うが、私たちは帯広市かその手前の幕別町への買い物に出かけることが多かった。
家から車で2時間弱の上士幌町にある「ナイタイ高原牧場」へ。ここは標高785mの高さにある日本一広い公共牧場で、この春にリニューアルオープンした「ナイタイテラス」からの眺めが楽しみだった。牧場の入り口から頂上まで7キロもあり、牧場内を走る車の窓から放牧された牛たちの姿が見られる。数年前にも来たことがあったが、頂上にあった山小屋が強風で飛ばされ、新しいお洒落なテラスがオープンされ話題になっていた。どこまでも広がる緑の絨毯と、牧草を食む牛たちの牧歌的な風景に癒された。
後日奥さんが手紙と共に、アルバムにして送ってくださった写真
浦幌町の料理教室で知り合ったSさんの紹介で、清水町に移住されたIさん宅を訪問した。なんと驚いたことに森の中にある廃校となった小学校の敷地に住んでおられた。既に校舎はなかったが、運動場や教員住宅の一部は残っていた。広い敷地には湧水を引いて5つの池を造られ、それぞれ家族の名前がつけられていた。また奥さんがサクランボの実から育てられた桜の並木道、「恋人の並木道」も奇麗に下草が刈られていた。40年ほど前にここに移住され、この地で3人の子供さんを育て上げ、今はボランティア活動をされているとか。地域や全国の子供達にここで宿泊して様々な体験をできる場を提供しておられ、敷地内にあるいろいろな建物(隣の御主人と一緒に作られた)もそのためと知り納得した。初めてお会いしたのに10年来の友人のように接して下さり、お昼ご飯までごちそうになり恐縮するばかりだった。大自然の中で生活する厳しさや助け合う優しさ等いろいろ体験されたのだろう。こんな心豊かなステキな人との出会いは忘れられないものとなった。
ホリエモンのロケット・MOMO4号が打ち上げられるとの情報を得て、車で1時間弱の大樹町へ行った。今年は雨や曇りの多い十勝地方で、先週も先々週も今日の午前中も雨で打ち上げ延期。現地に行ってみないと発射されるかどうかわからない中、「大樹町多目的航空公園」へ。大樹町は30年前から官民一体となって「宇宙のまちつくり」を進めているとかで、JAXAをはじめとして民間企業や大学などにより様々な実験が行われているらしい。2時間前に着いたが1000台の駐車場も余裕で空いていたし、発射見学会場もガラガラ。まだ時間があるので宇宙交流センター「SORA」を見学し、売店を覗き会場へ。
このころになると関係者と思われる人々や報道関係者も続々と現れ、見学者も増えてきた。まだ霧の中で先は何も見えないが、発射されれば轟音とともにロケットが見えるはず。いよいよカウントダウンが始まり、みんなの声と共に気持ちも盛り上がった。「5・4・3・2・1・0」。ところが轟音もとどろかず何も見えず、「1・2・3・4・5・・・」と数が増えていくではないか。どうしたんだろう?と会場もシーン。そんな中担当者の説明が。発射寸前に異常が見つかり、ストップがかかり発射されなかったとか。また来週に延期になり残念な一日だった。後日談として、1週間後MOMO4号は打ち上げられたが、1分後異常を検知し緊急停止し着水したとか。宇宙に到達するのはなかなか難しいものだ。
会場は「六花の森」の丘
狭い台所
前の個人の家
幕別川沿いに何本もの桑の木があった
一番端のお試し暮らし住宅
サックスカルテット・アダモの演奏
頂上からの眺めに感動
牧場内の道路を走る
昼食までご馳走になった
敷地内を案内してもらう
敷地内の手作りの建物
奥さん手作りの「恋人の並木道」
牧場玄関前セット
木の橋と丸太イス
「しばた牧場」入口
新得町にある牧場への道
今年のNHK朝ドラ「なつぞら」は舞台が北海道。それも十勝地域ということで4月から欠かさず見ていた。初めはロケ地も公開されなかったが、ある時新聞でロケ地の公開を知りわざわざ見に行った。まずは帯広市内にある「真鍋庭園」へ。ここはコニファーガーデンと言って、針葉樹を中心とした庭園で、この庭に天陽の馬小屋(アトリエ)が展示してあった。続いて新得町にある「しばた牧場の入口」へ。看板にTVの画面の写真が展示してあり、実際の風景を見て物語の中にすっぽり入ってしまった。最後に「しばた牧場」の玄関セットへ。4時ぎりぎりに入ったので写真だけ撮って引き上げた。実際に撮影場所を訪れますますこのドラマのファンになった。
展示作品「二十歳の輪郭」
帰り道 更別村風景
美術村庭園
「MOMO1号」実物大模型
宇宙交流センター「SORA」
松崎しげるさん
大黒摩季さん
博物館に帰ってからも調査報告会をしたり大変な仕事だった。私は名前を覚えるのに必死。数日後博物館で調査報告が展示してあり、その中に私たちの名前もありなんだか誇らしかった。
一見すると何もないようだがよく見ると小さい花が咲いている。花は?実はなっているか?等1か月前と比べて調査。
収穫したハスカップの一部
ハスカップの実と木
金山湖を見下ろすラベンダー畑
道路そばに1本あった桑の木
リビングからの眺め
6畳のリビング
除虫菊?の群生
あちこちで見かける自生のルピナス?
JR浦幌駅