クライストチャーチ市内観光

116ヘクタールの広さがあり、55種類の鳥が生息しているらしい。ほとんど人もいなく、近所の人が子供連れで遊びに来ている感じだった。3.5キロのウォーキングコースがあり、私達はお弁当水筒持参で、野鳥を観察しながらゆっくりハイキングを楽しんだ。

サンデーマーケットへ

サンデーマーケットは毎週日曜日、リカトン競馬場で開かれる。私達は農家が出している新鮮野菜や果物がお目当てだが、アンティーク品、手芸品、衣料、絵画、手作りジャムやチーズ等何でも売っていた。店は300店以上あるらしい。
またお昼時になるとフードコートに人々が集まり、仮設ステージがある芝生広場で無料のコンサートを聞きながら軽くランチ。屋台にはいろいろな店があり、中華料理、タイ料理、インド料理、トルコ料理、ラーメン屋も!私達は本場ドイツのソーセージが入ったホットドッグがお気に入り。ここはいつも混んでいた。

ハグレー公園へ

シティに近づくとクレーンが見えてきた

コンテナハウスでオープンした店


ブッシュウォークを行く

ディーンズコテッジ

リカトン・ハウス

リカトン・ブッシュ&ハウス

広い公園内にはクライストチャーチの最初の開拓者、ディーン兄弟が住んでいた家や、クライストチャーチで初めて建てたリカトン・ハウスがある。市の中心にあるとは思えないほど高い木がうっそうと生えていて、回りには原生林(ブッシュ)が開拓時代のまま残されており、1時間ほど鳥の声を聴きながら歩いた。また毎週土曜日に開かれるマーケットも楽しかった。

レッド・クリフ

地震の被害の大きかったレッド・クリフからサムナービーチへ。道路はまだ工事中のところも多く、液状化現象の名残かアスファルト道もガタガタしていた。崖崩れした家をちょうど下から見上げたが、今にでも落ちそうで怖かった。その先のサムナービーチも被害が大きかったそうだが、夏の終わりを楽しむ家族連れで賑わっていた。

対岸のレッド・クリフ

高台から見たサウスショア

サウスショア・スピット

ニューブライトンから海岸線に沿って、車で15分程南下した所にある半島の一番先のところ。地図で見ると細長くペガサス湾に突き出している。ごく狭い海水の通り道を挟んですぐ目の前に、レッド・クリフが見える。
崖崩れのため家の半分が落ちぶら下がっているような所が見られる。地震から1年も経っているのに、まだこんな状態で残っているのはショックで身震いする思いだった。またサウスショアでせき止められた様な内海はとても浅く、ちょうど干潮時だったので自転車に乗った人に出会った。ここも地震の被害が見られた。

桟橋からの海岸線

300m海に突き出した桟橋

ニューブライトン
クライストチャーチの海岸にあり夏には海水浴客で賑わう所。海沿いにある図書館は人気で、館内には海を望むソファでゆっくり音楽を聴いたり、本を読んだりできると書いてあったので、混まない平日に行った。なるほど眺めもよくゆっくりできた。こんな図書館があるなんて羨ましかった。桟橋では釣りを楽しむ人も多くカニを釣っていた。
野鳥公園

(トラピス・ウエットランド・ナショナルパーク)

4月下旬には黄葉が見られた

エイボン川

カンタベリー博物館

ガーデン・シティといわれるクライストチャーチには、至る所に美しい公園がある。その中でもひときわ大きいのがこの公園で家からも近いので、何度も遊びに行った。朝夕にはウォーキングやジョギング姿の人が見られ、週末ともなるとピクニックの家族連れが多かった。公園内には、ゴルフ場・テニスコート・ラグビー場などの施設もあり、芝生に座ってエイボン川でパンティングする人を眺めるのも楽しかった。でも何といっても、樹齢何百年にもなる大木の下を散歩するのが大好きだった。

アートセンターも修復中

追憶の橋も修復中

コロンボ通りの一部は立ち入り禁止

金網の向こうに大聖堂があった

(クライストチャーチ)

シティへ

まず一番最初に行きたかった所。昨年2月のクライストチャーチの大地震で、大聖堂が倒壊し日本人初め多くの人が亡くなられ、市内が壊滅的な被害を受けた。TVのニュースで見たときはショックで、あの美しい街がどうなっているのか、どこまで復興が進んでいるか自分の目で確かめたかった。
 私達が借りている家の周辺には、全く地震の被害は見られなかった。でもシティに近づくにつれ、それも古いレンガ造りの建物に被害が見られた。大聖堂スクエアからバスエクスチェンジ周辺を中心に地図でもレッドゾーンとなり、その一部分は未だに立ち入り禁止区域になっていた。その周辺にあったレストランや店はほとんどなくなっていた。かわりに新しくカラフルなコンテナショップが出来て、街は少しづつ元気を取り戻している様子だった。



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