1.準備編




昨年7月、この冬はどこに行こうか?と考え始めた。MINEはウンと若い頃、ヨーロッパにツアーで2〜3回行ったことがあった。フランス、スイス、オーストリア、イタリア、ベルギー、ドイツ等、どの国も歴史やその国独自の文化があり、おしゃれで素敵な国々だった。

HARUはまだ一度も行ったことがなく、早くヨーロッパに行こうとずっと言ってたが、15〜17時間近くの飛行時間や冬の寒さ、言葉の問題を考えるとすぐに決められなかった。しかしいつまでもそんなことは言っておれず、飛行時間の長さは我慢し、ヨーロッパでもなるべく南の暖かい所、田舎ののんびりした所・・・と言うことで、ポルトガルに決めた。

9月頃からインターネットで格安航空券を探し始め、12月の初旬KLMオランダ航空のオープンジョー(リスボン着、ポルト発)、30日FIXを購入した。航空券自体は8,2万円だったが、燃油サーチャージや出入国税等を加えると10,5万円になった







いつもならあまり詳しく予定を立てないのだが、今回はポルトガル語が出来ないため不安。また12ある世界遺産を見て回りたい。スペインとの国境近くの小さな村も訪れたい・・・と思いしっかり予定を組んだ。今回も「地球の歩き方・ポルトガル編」を参考にし、ウェブの旅行記を読んだり写真を見たりして、行きたい都市や村を選んだ。

次にホテル。ポルトガルの宿泊施設は数多くあり、比較的安く清潔な宿が多いので、快適な旅が出来ると書いてあった。今はオフシーズンだし予約なしで行けそうだが、言葉の問題もあり、決めておいたほうが安心なので、インターネットで海外ホテル予約を検索し28泊中22泊を予約した。アップル・ワールドホテルクラブプラネットで予約したが、同じホテルでも予約業者によって値段が違うのには驚いた。また直接ホテルに予約するより、予約業者を通したほうが安かった。(ホテル代はツイン・朝食付きで平均8000円)










ポルトガル国内の交通手段では、初めはバスを中心に考えバス会社のホームページから時刻表と値段を調べた。田舎の方では1日に2〜3便しかなく、おまけに土・日は運休。バス代も2〜3時間乗るとなると結構高く、今回はMINEの姉も入れて3人旅となりかえってレンタカーの方が安く便利なので、途中でレンタカーとバスの組み合わせに変えた。
レンタカーの予約。ハーツとエイビスのホームページにアクセスしたが、ポルトガルではハーツの方が営業所の数が多いのでハーツで予約した。借りる営業所の場所がわからなかったので、地図が欲しいというと、インターネットで調べてくれと言われた。仕方なしに調べたらはっきりとはしなかった。しかし「地球の歩き方」に載っている地図と見比べ大体の見当はついた。

言葉の問題が一番心配だった。ポルトガルに行った人に聞くと観光地ではカタコト英語で通じるが、地方ではポルトガル語しかダメのようだった。あわてて「旅の指差し会話帳・ポルトガル語編」を買った。心配しても始まらないし、まあ、これで何とかなるだろう。いざ、出発!


 


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