4月28日(日) チェスキー・クルムロフへ1泊旅行

蛇行するヴァルダヴァ川の眺め

裏庭のカフェ・コーナー

チェスキー・クルムロフ
13世紀に南ボヘミアの貴族ヴィートコフ家がこの地に城を建設したのが始まり。最も繁栄した16世紀の美しい風景が今も残り、旧市街全体が世界遺産に登録されている。

プラハからバスで3時間。世界遺産の町とあって観光客が多くバスはほぼ満員。乗客の中に珍しく日本人の若者がいた。サラリーマンでこの連休を利用して旅しているという。そういえば日本ではゴールデン・ウィークに入ったのだ。彼は今晩ここで1泊し明日はウィーンへ行く予定らしい。ホテルの予約もせずデイパック1つの軽装でその若さが羨ましかった。
バスターミナルから歩いて町の中心に進む途中、谷の向こう側に城とヴァルタ川と旧市街が見えてきた。小じんまりした可愛い町だ。お洒落なレストランで昼食をとり、その後今日予約してあるペンションを目指した。

ペンションは町の中心から少し離れていたが、歩いても10分。回りは普通の住宅地で落ち着いた雰囲気がした。最初見た時リフォームはしてあるが狭そうな感じだったが、中に入ってびっくり。中廊下も広くどこも清潔で明るかった。スタッフも2人しかいないが、とても感じが良かった。また裏庭には長椅子やテーブルが置いてあり、いつでもお茶が飲めるようにしてあった。そこからの眺めもよく鳥の声を聞きながら、静かに流れるヴァルタヴァ川をじっと眺めていた。

旧市街内は観光客が多かった。どこも綺麗に改装され、ひとつ一つの店を覗きながらのそぞろ歩きも楽しかった。

夕食は「地球の歩き方」載っていたホスポダ・ナ・ロウジへ行った。注文は勿論地ビールと南ボヘミア名物のマスのフライ。久しぶりの魚料理で美味しかった。オーナーも親しみやすく、暖かい雰囲気の店だった。

ペンションはこの辺り

市庁舎のある広場

中の廊下も広い

ペンション入口

しばらくしてからペンション周辺を散歩した。近代的な建物はいっさいなく、ここだけ時が止まったような昔ながらの生活が営まれている感じだった。

レストラン

絵具屋さん



細い路地裏の階段

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お洒落なレストラン

ルネッサンス時代の薫り漂う街並み

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