5月7日(火) クトナー・ホラへ

続いて墓地教会(納骨礼拝堂)へ。この教会の内部は見渡す限り骨、骨、骨・・・・・4万人もの僧侶の骨で飾られているとか。不気味な感じで中に入るのをためらったが、多くの観光客がいたので中へ。
内部は見えるものすべて、十字架、巨大なシャンデリア、紋章等まで骨で作られていた。初めはぞっとしたが不思議なもので、慣れるとそうでもなくなった。人骨を飾ってあるのは「メメント・モリ(死を思え」)で人間の命のはかなさ、避けることのできない死について忘れないようにと教えているとか。

プラハから東へ65キロ世界遺産が点在する中世の都市へ、今日も列車で出発。プラハ本駅から約1時間でクトナー・ホラ本駅着。かつては銀が採れたことから造幣局が作られ、繁栄していたそうだが、今はとても静かな町の印象。10分ほど歩いて世界遺産の「聖母マリア大聖堂」へ。1300年前後に建てられたもので、その当時から残っているものとしてはチェコ最大の優雅な教会だそうだ。

聖バルバラ教会
教会の建設は1388年に始まり、途中フス戦争や資金不足で幾度となく中断されるが、1588年にひとまず完成。名前の聖バルバラは鉱員の守護聖人であり、資金のほとんどが」市民たちによって調達された。

聖ヤコブ教会とバラツキー広場

次に行く旧市街はここから歩いて30分。田舎道だとのんびり歩けるが町中、まして石畳の道だと歩く気もしない。「地球の歩き方」に旧市街まで11番のバスで行けると書いてあったので、まあ何とかなるだろうとバス停を探しバスに乗車。
地図を見ながらバスに乗ったが、途中一方通行で大回りしたので場所がわからなくなった。しばらく走り乗客全員が降りた。どうも終点のようだった。よく見ると矢印がありセントロと書いてあったので、そちらの方へ歩いた。やっと中心のバラツキー広場に着いた。やれやれ。

何万人もの魂が眠る墓地教会

聖バルバラ教会からパラツキー広場まで歩き、そこから11番のバスで本駅まで帰ってきた。駅で列車を待っている間可愛い兄妹が遊んでいた。あまりにも仕草が可愛いのでパチリ。

バラツキー広場のインフォで情報収集し、ランチタイムとしばらく休憩。次に造幣局跡のイタリアンコートや聖ヤコブ教会を見て回り、聖バルバラ教会まで歩いた。

 人骨で作られたシャンデリア

人骨で作られた紋章

内部も天井が高く立派

堂々たる大きさの聖母マリア大聖堂

チェコ・プラハの1ヵ月に戻る

一面の菜の花畑

イタリアンコート

石畳を行く

聖ヤコブ教会

内部も豪華

後期ゴシックを代表する聖バルバラ教会

列車は空いていた

フライング・バットレス(飛梁)が特徴的

高台から見た旧市街



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