4月16日(火)ユダヤ人地区へ

晴れ。暑くもなく寒くもなくちょうどいい気温。今日はユダヤ人地区へお出かけ。まずは儀式の家へ。墓地の横にあり昔は遺体安置所として使われていたらしいが、今はユダヤの伝統や生活習慣、子供たちが描いた絵が展示してあった。
儀式の家の隣にユダヤ人墓地の出口があったが、入口がわからず聞くと、ぐるっと回り反対側の方を教えてくれた。地図を見ながらその方へ行った。

ユダヤ人墓地へはピンカスシナゴーグから入った。ピンカサスシナゴーグ内の壁一面に、小さな字で(多分ヘブライ語)何か書かれていた。ガイドブックを読んで、ナチスに殺害されたユダヤ人およそ8万人の姓名と、その死亡場所及び死亡年月日と知り背筋が寒くなった。
ユダヤ人墓地は1万2000期の墓石があるそうだが、その大部分は折り重なったり、倒れたりしており通路もほとんどなかった。ユダヤ人というだけで、一生迫害され死んでまで・・・と思うと心が痛んだ。

マイゼルシナゴーグ

旧ユダヤ人墓地

儀式の家

 カフェで休憩

ピンカスシナゴーグ

旧新シナゴーグ

ユダヤ人地区
ユダヤ人達はキリスト教徒から迫害を受け、隔離されたこの地域に密集して住んでいた。迷路のような渾沌とした町並みだったが、18世紀後半プラハ市の一部になり綺麗に整備された。しかしユダヤ人にとって大切なシナゴーグ(ユダヤ教の家、教会)や墓地はそのまま残されている。

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マイゼルシナゴーグを出た通りは、ブランドショップや高級レストランが並び、ここがユダヤ人地域の一部だとは信じられない通りで、ユダヤ人墓地とは対照的だった。メトロA線スタロムニェストカー駅まで歩き途中カフェで少し休憩し、そのまま帰った。

おしゃれな通り

昔の細い路地


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