ケアンズで(2.26〜3.2)

2月26日(月) 曇時々雨,晴 31℃

午前5時10分、ケアンズ空港に到着。外はまだ暗く雨模様。シャトルバスがまだ運行していないので7時過ぎまで待つ。7時30分シャトルバスで予約してあるサザンクロス・アパートメントに着く。駅にも近く、12棟もある大きなアパートだ。スタディオタイプだが部屋も広く綺麗にしてある。

すぐに朝食を食べに出かける。外は日本の夏のように湿度が高く、オーストラリアに来てから初めて汗をかいた。少し町を歩いただけなのにどこへ行っても日本人ばかり見かける。雨がぱらついているし、疲れたのでまたアパートに帰り寝た。

昼過ぎ、晴れ間が見えたので慌てて外へ出た。海岸の方まで歩き海を見たら、海水が黒く濁りショックだった。MINEは前に一度ここに来て、グレイトバリアリーフがとても綺麗だったので、HARUに散々その話をし、シュノーケリングを楽しみにしていたのに・・・。

今は雨季で1年中で雨が多いと言う事を忘れていたのだった。今日はHARUの60歳の誕生日。イタリアンレストランに行き、2人でお祝いをした。

 

2月27日(火) 朝は雨、曇時々晴 31℃

昨日からグレートバリアリーフのグリーン島に行こうか、どうしようか迷っている。天気予報によるとずっと雨だが、昨日も昼から晴れたし1日中雨と言う事でもなさそうだ。でも折角行っても海が濁っていたら面白くないので、情報を聞きにインフォに行った。

ケアンズは観光の町なので至る所に私設のインフォがある。私達のアパートを予約した南国屋で聞くと、どこかに問い合わせてくれグリーン島の透明度は75%、14mと教えてくれた。ケアンズの海が濁っているのはマングースだからいつもの事らしい。透明度が75%と聞きまあ大丈夫だろうと思い、グリーン島の半日クルーズを予約した。

その後、ケアンズから北にあるパームコーブポートダグラスに行くバスの時刻を調べたが、バス代が案外かかるので、それならレンタカーを借りた方が自由に動けると思い、レンタカー屋を2〜3軒調べた。町をうろうろするものの蒸し暑く歩くのもイヤになったので、カンタスの事務所に行き、リコンファームをしすぐにアパートに帰った。

 



2月28日(水) 午前中曇 昼から晴れ


グリーン島半日クルーズ
の日。アパートから歩いて波止場まで行く。海が大荒れで波が高いので酔い止めの薬を渡される。船は大型高速艇だったが、かなり揺れHARUは気分が悪そうだった。

45分でグリーン島に着くが海水は濁ってはないものの、砂も見えず透明度はゼロ。前のときはエンゼルフィッシュやカラフルな魚が手に取るように見えたのに、信じられないくらいだ。季節によってこんなにも違うものなのか!

シュノーケリングの道具を借りたが海に入る気もせず、プールサイドでぼんやりしていた。それにしても日本人が多い事。90%を占めているように思った。

帰る頃には空も晴れたが相変わらず海は大荒れで、酔わないためには寝るしかないと思いぐっすり寝た。アパートへ帰る途中でピザをテイクアウェイし、ビールとで遅い昼食とした。残念な一日だった。




 

3月1日(木) 雨時々曇、時々晴

朝から本格的な雨。外出しようか迷ったがアパートにいても仕方がないので、レンタカーを借りてパースの空港のお姉さんが薦めてくれたパームコープポートダグラスに行く事にした。詳しい地図はなかったが、両方ともケアンズの北にありキャプテンクック・ハイウェイ沿いなのでわかりやすそうだった。

ケアンズも本当に小さな町で、車で20分も走ればさとうきび畑が広がる郊外に出る。右手に海岸を見ながら30分も走ると、パームツリーが立ち並んでいるパームコーブに到着。ケアンズと違って観光客は少なく、町は静かだ。それでいておしゃれな店やレストランが、海に向かって並んでいて落ち着ける感じだ。

パームコーブから1時間ほど走ると、ポートダグラスに到着。ここも観光地だがケアンズほど有名ではないので、のんびりとリゾート気分を味わうにはよさそうな町だ。4マイルビーチに行ったが、波は高く泳げそうにない。展望台から南太平洋を眺めたり、クルーズの発着場所のマリーナミラージュへも行ったが、どこも観光客は少なく落ち着いた地元の雰囲気だった。




3月2日(金) 帰国の日 晴
いよいよ帰国の日。8時に起床。今日は朝から快晴。毎日午前中は雨だったのに皮肉な事。最後の荷物積めとごみ出し。昨日予約したシャトルバスで空港へ行く。10時前空港に着き、搭乗券を受け取り荷物も預けやれやれ。

3ヶ月間の長い旅だった。今回の旅は今までとは違って多くの人々との出会いがあり、考えさせられる事や学ぶ事も多くあった。そう言う意味でとても有意義だった。また乗馬、キャンピングカーでのドライブ等、初体験を大いに楽しめた。事故もなく病気にもならず無事に過ごせた事はラッキーであり、何かの力に守られているのかも知れない・・・と思うようになった。



   

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