８月下旬、少し遠いが帯広市の南にある中札内村の「農業収穫祭」に行った。場所はお洒落なドイツ風のコテージが立ち並ぶ「中札内農業休暇村」で行われた。
地産の野菜などが格安で販売され、舞台ではアントニオ古賀さんのギター演奏があり、半日楽しく遊んだ。

清水町にある「十勝千年の森」へ。とても広く歩いて回るのは疲れるので、まずセグウェイの練習。思ったより簡単でゆっくりなら走れそうなので、「セグウェイツアー」で敷地内を回りとても面白かった。
ランチはお勧めの「カフェ・キサラ」で。地産の野菜が美味しく、入場券とセットで買うと安くなりお得。

鹿追市街から車で約４０分、標高８００ｍの北海道で一番高い所に位置する然別湖。ここへもよく行った。周囲を高い山々に囲まれ、森林浴の出来る気持ちのいい所で、特に空気が美味しいと感じた。お弁当持参でボートに乗ったり、周囲を散歩したり、スケッチしたりで一日中のんびり遊べた。
帰りには温泉に入ったり、湖を眺めながら無料の足湯に浸かるのも最高の贅沢だった。

８月半ば、上士幌町の「バルーン・フェスティバル」へ。参加チーム２４のバルーンが、会場から５００ｍの所から会場内へ入り、バルーンから的を落下して点を競う競技らしいが、３ｍ以上の風があり危険なので、バルーンの数は少なく残念だった。

夜の「バルーン・グロー」も危険なので、１基だけ参加。もっと数多くのバルーンを見たかった！

鹿追町は毎年通過するところで、お洒落なカフェが多くお気に入りの町でもあった。1年目の北海道訪問時にお試し暮らし住宅を案内してもらい、町の様子もだいたい分かっていた。

スケッチ場所を求めて新得町の「サホロリゾート」と狩勝峠へ。リゾート地はいろいろな遊びがあったが、もうひとつ興味が湧かなかったのでパス。
近くの「エコ・トロッコ」や見晴らしのいい狩勝峠からの眺めが良かった。

帯広市にある「真鍋庭園」へ。ここの歴史は古く樹齢千年を超える巨木や、エゾ松、トド松等が見られる。庭園内をゆっくり歩き、カフェで休んだり、住みついているエゾリスを眺めたりして癒される庭園だ。

帯広近くにはこの他、「十勝ヒルズ」や「紫竹ガーデン」、「六花の森」等があり、何回来ても飽きず大好きな庭園ばかりだ。

上市幌町の「ナイタイ高原牧場」へ。日本で一番広い牧場で、周辺道路が設けられ牛や馬の放牧を見ることが出来る。頂上からの眺めもよく何処までも続く緑の芝生が綺麗だった。

その後、芽室市街から車で１５分ほどの「新嵐山スカイパーク」へ。国民宿舎やオートキャンプ場、パークゴルフ場もあり、土曜日とあって結構賑わっていた。
標高３４０ｍの展望台からは、扇状に広がった十勝平野が眼下に見渡せ気持ちよかった。冬にはここがスキー場になると聞き驚いた。

７月の第２土曜日、芽室市の「イリス・フェスタ」に行った。２万５千株の花菖蒲が綺麗だった。ちょうど「絵手紙教室」があったので、参加し手ほどきを受けた。「下手がいい」と言われ気楽に描け楽しかった。
また野点もあったので、花菖蒲を見ながらいただいたお抹茶も美味しかった。

お試し住宅は役場の裏にあり、病院・図書館にも徒歩2分。毎朝図書館で新聞を読むのに大変便利だった。また花で飾られたメイン通りや生協、地元のスーパーも徒歩１５分と近かったが、品ぞろえはあまり豊富でなかった。
住宅は１ＬＤＫで特に風呂場が狭くほとんどシャワーですませた。また冷蔵庫も小さくあまり物が入らないのが、ちょっと不満だった。

鹿追町郊外には牧場や田園風景が広がり、この時期一面の甜菜やトウモロコシ、ジャガイモ畑が至る所で見られた。大型農機具で機械化された収穫は私達には珍しく、車を停めてじっと見ていた。
中には手を手を振って「おいで。おいで」と合図を送ってくれ、話をしたり野菜をもらったりした。皆さんとても親切だった。

鹿追滞在中約半数はここを拠点に、近隣の町に日帰りで遊びに行った。また帯広市まで車で３０～４０分で行けたので、週１回は買い物や映画に出かけ、帰りに「六花亭本店」でのコーヒータイムが日課になった。
その他は朝か夕方に隣の図書館で新聞を読み、本を借りたりして数時間を図書館で過ごした。またお試し住宅のアパートは狭かったので、一日中家にいると息がつまりそうになり、お洒落なカフェ巡りやドライブ、散歩、スケッチ、バドミントン、パークゴルフ等をたのしんだ。