鹿追町からのくるま旅


釧路フィッシャーマンズワーフ

道の駅「知床・らうす」

熊の湯露天ふろ

8月30日、お世話になった鹿追町のお試し住宅を出て、上士幌町、足寄町、摩周湖を通過し清里町を目指した。あいにくの雨だったが何回も走ったコース、思ったよりも早く「道の駅・パパスランドさっつる」に到着。
ここは3年前にも来たがリニューアルされたばかりで、温泉も気持ち良かった。車中泊するつもりだったが、まだ時間が早かったので次の道の駅「うとろ・シリエトク」へ。
うとろには夕方6時に着いたが、さすが観光地。シーズンが過ぎたのに車中泊組が多かった。

知床半島を回り新ひだか町へ

ハッカ記念館

「果夢林」のハト時計

ピアソン記念館

銀河の滝と流星の滝

大函・屏風のような岸壁

翌朝、雨は降らず曇り空。ほっとする。早く起きフレペの滝まで20分ほど、ヒグマに合わないように声を出しながら歩いた。断崖に地下水が湧き出して流れる滝で、水量は少なく細い滝だった。

「知床自然センター」で情報を仕入れ、知床五湖へ行った。朝早かったのに駐車場はほぼ一杯で何とか車を停めることが出来た。団体の観光客、それも中国人が多いのに驚いた。人が多くうんざりしたので、知床一湖までだけ歩いた。

ヒグマに遭遇しないようにガイド無しで行ける所は、遊歩道になっていて情緒も何もなかった。回りを原生林に囲まれた神秘的な湖と想像していたのに残念だった。観光客が多くなると、神秘的な雰囲気もあったものじゃない。

栗山町太鼓祭りへ

知床一湖をあとにして、その先にある「カムイワッカ湯の滝」へ行った。さすがここまで来る団体客はなく、途中エゾジカやキタキツネにも出あった。

その後、知床横断道路を通ったが、標高738mの知床峠は霧の中で残念ながら何も見えなかった。羅臼への途中、友人に教えてもらった熊の湯の露天風呂に入った。遅めの昼食は、道の駅「知床・らうす」の海鮮市場で。その後一気に厚岸まで走り、道の駅厚岸グルメパークで車中泊。

9月1日、今日も雨。肌寒いくらいだった。厚岸から釧路へ。釧路市は今まで来たことがないので、和商市場とフィッシャーマンズワーフに行った。フィッシャーマンズワーフは、行った時間が悪かったのか、なんとなく寂れている感じがした。

釧路から浦幌町、豊頃町を通過し、大樹町の道の駅「虫類」で車中泊。ここは温泉もあり、レストランも遅くまで開いているので、便利な所だ。いよいよ明日は新ひだか町のお試し暮らしへ。

層雲峡は国道39号の石狩川沿いに見られる柱状節理の断崖だが、昔はもっと凄いという印象だった。残念ながら今見るとそれほどでもないなと思ってしまった。ロープウェイで黒岳七合目まで登ったが、時間がなく頂上まで行けなかった。

近くに道の駅がなく層雲峡温泉の駐車場で泊ったが、星が手に届きそうな程近くに見え、とても綺麗だった。

車中泊した「道の駅・マオイの丘」は石狩平野が見渡せ、周りに緑が多く気持ちのいい所だった。また農産物直売所もあり、採りたての新鮮野菜をたくさん買った。
帰りに富良野に回り「ファーム富田・ラベンダーイースト」に行った。ラベンダー畑越しに十勝岳の山並みが広がり、とても綺麗だった。ランチはファームレストラン「あぜ道より道」の野菜カレー。丸ごと野菜が美味しかったが、日曜日で1時間も待った。

三国峠の景観

層雲峡は昔カニ族で北海道一周旅行で訪れたが、40年も前の事なのでもう一度ゆっくり行きたかった。ついでにまだ行ったことのない北見市方面まで回ることにした。

鹿追から然別湖を抜け糠平湖を目指した。ここには廃止された旧国鉄時代の橋が一部分残っていた。ヨーロッパの水道橋を思わせる美しいタウシュウベツ橋梁だ。10月には糠平湖に沈んでしまうそうだが、この時期ははっきり見えた。

その後、北海道一高い所にある三国峠を通過。走っているときには分からなかったが、三国峠休憩所から見ると、広大な樹海の森を走る大橋が見えた。

層雲峡から北見方面へ

知床一湖

昨年栗山町でお試し暮らしをした友人から、7月第3土曜日に「栗山太鼓祭り」があると聞き、今年こそは是非見に行こうと思っていた。鹿追から狩勝峠を越え、富良野市に入り、三笠市、岩見沢市を通過し栗山町に入った。

カムイワッカ湯の滝

知床五湖の遊歩道

フレペの滝

フレペの滝へ続く道

車中泊した道の駅

道の駅「パパスランドさっつる」

帰りは石北峠を越え、温根湯温泉を目指した。道の駅温根湯温泉には、「果夢林の館」があり世界一といわれる高さ20mのからくりハト時計を見た。またクラフト工房や山の水族館もありゆっくり遊べた。

北見市は昔ハッカ作りが盛んだった所で、「ハッカ記念館」へ行った。平日で観光客も少なく、スタッフがじっくり説明してくれた。戦前世界の約7割のハッカをここで生産していた。また今使われているメントール類は、ほとんどが石油製品と聞き驚いた。
またアメリカ人宣教師だったピアソン夫妻が15年間住んだ「ピアソン記念館」も訪れた。

黒岳へのロープウェイ

層雲峡の柱状節理

ファーム富田のラベンダーイースト

タウシュウベツ橋梁

ファームレストラン「あぜ道より道」

道の駅「マオイの丘」

祭りは昨日から始まっていた。今日は2日目で、駅前から続く本通りは通行止めになっており、屋台やいろいろな店が出て大変賑わっていた。
夕方、舞台の中央に立ったリーダーの合図で、全チームが一斉に打ち太鼓の演奏が始まった。道内から20団体240名ほどが打ち鳴らす豪快な太鼓の音が響き渡り、音と共に目の前で繰り広げられる躍動感あふれるパフォーマンスに酔いしれた。
どの団体も演奏は素晴らしく、いつまでも聴いていたいくらいだったが、打ち上げ花火を合図に祭りは終わった。身体の中に太鼓の音を残しながら、今晩の車中泊の「道の駅・マオイの丘」へ行った。

途中で見たヒマワリ畑

本通り沿ってに並ぶ太鼓の集団

富良野マルシェでランチと休憩

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