せたな町お試し暮らし(7月20日~8月8日)

7月30日 「がっため海の幸フェスタ」が道の駅「てっくいランド大成」であった。大きなヒラメ等のつかみ取りができたり、夕方にはアワビをまく「アワビもちまき」もあるそうだが、夕方まで待てずその前に帰ってきた。家族やグループで魚介類のBBQを楽しんでいる人が多かった。

クマに怯えながら隣町「島牧の賀老峡谷」へ

湯とぴあ臼別温泉(大自然に囲まれた臼別渓谷にある秘湯)

青少年旅行村にある立象山展望台からの眺め

浮島をウオーキング

せたな町は北海道の南西部、日本海に面した漁業が中心の町。北海道一きれいと言われる水質の海水浴場や、78キロの海岸線に沿って無数の奇石や断崖絶壁が続き、晴れた日には奥尻島が眺められる雄大な自然に恵まれたところ。
小さい町なので行くところも限られ、本当に何もせず本を読んだり、楽器の練習をしたりでのんびりした。家の前が海でリビングや和室、どこからでも目の前に海が見えるので、波の音を聞きながら終日ぼんやりと過ごすことができた。

8月6日「せたな漁火まつり」があり歌手の八神純子さんが来るので楽しみだった。30年ぶりにナイアガラ花火が復活とか、地元中学校の吹奏楽部の演奏、ビンゴゲーム等なかなか豪華だった。八神純子のスペシャルライブが1時間30分もあり満足したが、途中漁師のおっちゃんが踊りだし、八神さんにおひねりを渡したので、彼女もきょとんとしどうしていいかわからない状態だった。

「がっため海の幸フェスタ」の様子

7月22日にせたな町内の「温泉ホテル北桧山」の駐車場で温泉祭りがあった。小規模な祭りだが仕事帰りの職場のグループや家族連れが多かった。先着100人にお米やジャガイモを配るので並んでもらった。

祭りへ

断崖絶壁にある太田神社

窓岩

わっかけ岩

翌日近所を散歩。海に出ると岸壁で数人の釣人に会う。バケツには多くのイワシが入っていた。それにここは磯釣りの人気スポットらしい。すぐ横にプレジャーボート置き場があり、毎週末になると真夜中から船を出し、奥尻島周辺まで行き魚を釣り、翌日のお昼過ぎに帰ってくる様子。
偶然町会議員さんと知り合いになり、イカ釣り船に乗せてもらう話になったが、船に乗ると8時間くらい帰ってこれず、船酔いもすると聞いたので断った。釣りの好きな人だといい話だろう。真夜中には海上一面に漁火が見え風情のある風景が広がる。。
またここは奥尻地震の時に大きな被害を受けたらしく、近所の家はすべて新しかった。山側にはずっと階段が続き津波の時には、その山に逃げるようになっていた。

夕方近所を歩く

和室からの眺め

頂いたお米とジャガイモ

温泉祭りの様子

高さ30mの三本杉岩

海岸線に沿って走る229号線

獅子岩

前半は晴天続気で72キロの海岸線をドライブし、芸術的な奇石群を見て回ったり、自然公園をウオーキング。後半は雨ばかりで思わぬ寒さに驚きながらも、行くところもなく毎日図書館通い。館員さんとも親しくなりDVD鑑賞や読書三昧。その他は買い物に出かけたくらいで、ほとんどお試し暮らし住宅でのんびり過ごした。

お試し暮らし住宅は海に面していて、部屋に入った時あまりの眺めの良さに思わず声を出してしまった。目の前に日本海が広がり、晴れの日は奥尻島が見えるほどきれいな海だった。ここは元教職員住宅で、ご近所に同じような家が数軒あった。隣の家にご挨拶に行ったが、80歳代のおばあさんの一人住まいで、よくこんな何もないところに来たねと歓迎してくださった。
せたな町の中心まで車で20分くらいかかるが、波の音を聞きながら窓の外の海を眺めて暮らすのもいいなと思った。

   夕焼けの絶景スポット 弁天岬
航海の無事と大漁を祈願した弁財天の祠がある

リビングからの眺め

8畳のリビング

お試し暮らし住宅外観


山の頂上まで続く階段

左の大きな建物が元小学校の体育館

左がお試し暮らし住宅
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