ビクトリアへ(12/9〜12/10)

 12月は雨ばかりと覚悟していたのに、この1週間快晴が続き思い立ったようにビクトリアに行くことにした。昨年の下見のときにも行ったので、今回の目当ては、ブッチャートガーデンのクリスマス・ライトを見ることだ。

12月9日(1日目)

  
りッチモンドを8時に出て、ツワッセンまで約30分。ここから1時間30分程BCフェリーに乗った。船の中は思いのほか観光客も多く、学生服の団体がいたので「わっー、日本の高校生だ。」と思ったが、よく聞いてみると韓国語だった。ほんと日本人とよく似ているんだから・・・。

 ビクトリアは名前からも分かるように、英国気質がいまだに残っている町で、ガイドブックによく載っているのが、エンプレス・ホテル、州議事堂、ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館等だが、前に見たので今回はアフターヌーン・ティーを楽しむことにした。本当は有名なエンプレスホテル・ティールームに行きたかったが、今の私達には“贅沢は敵”なので、町のちょっとしゃれたレストランへ行った。まあまあだった。

 

夕方(4時頃)になるのを待って、いよいよブッチャートガーデンへ。ここは100年ほど前に、ブッチャート婦人が石灰岩採掘所の跡地を庭園に作り変え、今では世界的な名園だそうだ。夏に来たときは、いろいろな花々が咲き乱れ、とてもきれいだったが、この時期は変わりにクリスマス・ライトのデコレーションがほどこされている。
 広い庭園の木の一本一本に、赤、白、黄、青、緑などのライトが付けられ、まるでファンタジーの世界に迷い込んだようだった。私は寒さも忘れて十分に楽しんだが,HARUは「こんなものによく金を出して見に来る。」と言わんばかりの口ぶりで、あまり面白くなさそうだった。





12月10日(2日目)

 朝から、画家であり作家でもあったエミリー・カーの生家クレイグダーロック城へ行った。クレイグダーロック城は、1800年後半の大富豪の屋敷だが、今でも一つ一つの部屋に当時の生活をしのばせるものが置いてあり、アンティーク家具など見ごたえの有るものばかりだった。特にクリスマスの飾り付けが見事だった。
 昼からは、オールドイングランド・インの歴史村へ行ったが、観光客も誰一人なく特に見るものもなかった。その後郊外の高級住宅地やオーク・ベイと呼ばれる海岸線をドライブした。どの家々も海に向かって大きな窓が取られ、木々に囲まれた広い庭と、うらやましいばかりの環境だった。

 


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