7月3日 パレルモ街歩き

近くの市場

ホテル前の港 フェリーの発着港

ホテル裏の風景

その後、街中をうろうろした。表通りはお洒落な店が並ぶが、横道を一歩入ると細い道が続き旧市街に入るようだった。昔ながらの崩れかけた壁に洗濯物が干されたい家々が見える。雑然とした雰囲気が漂いなんだか観光客は立ち入れない感じだった。

パレルモへ来て初めて知ったこと。シチリア島は地中海の要塞であるため、様々な民族の支配を受けてきたそのため今もイスラム文化とキリスト教文化が融合して残っている。街の雰囲気も今までのイタリアとなんとなく違うのもそのせいだろう。

ホテルでゆっくり朝食をとりその後近くを散歩した。ホテル前は海に面していて、多くの船が停泊していた。私たちも明日ここから夜行フェリーでナポリに戻る。ホテル裏は庶民の生活の場で、個人経営の店が並び野菜や果物、焼き立てパンも軽トラで売りに来ていた。こういう庶民の生活の場を覗くのも楽しい。

サン・ジェゼッペ・ディ・テアティーニ教会のミサ

マルトラーナ教会(左)とサン・カタルド教会

サン・カタルド教会

クアットロ・カンティ(彫刻で飾られた四つ角)

その後本通りに出て歩行者天国になっているところを歩いた。街を歩いても綺麗で安全。人も少なく表通りは洗練された感じで、安心して歩ける。また接する人々も優しく、こういう気分はイタリアへ来て初めてだった。マフィアの島だから・・・なんて勝手に想像していた自分が恥ずかしく、百聞は一見に如かずだと思った。
「ゴッドファーザー」で撮影されたマッシモ劇場前を通り、クアットロ・カンティ(四つ角)に来た。4つのビルの彫刻が素晴らしく、野外彫刻展示場のような感じだ。また近くのプレートリア広場の噴水や、教会に入り日曜日のミサに参加させてもらった。

マッシモ劇場

日曜日で歩行者天国に お洒落な店が多い

教会が好きで、特にミサに歌われる教会音楽を聴いているととても心が落ち着く。教会内部に響く厳かな雰囲気は心まで洗われる気がする。
その後また近くの教会へ。パレルモを代表する2つの教会が並んで建っていて、1つはノルマン時代のバロック様式のファサード(正面)を持つマルトラーナで、あと1つはアラブ風のサン・カタルド教会だ。まずマルトラーナ教会へ。ここもミサ中だったが伴奏はなく歌声だけだった。
次にアラブ風のサン・カタルド教会へ入ったがここは入場料が必要で、ミサも何もなくただ十字架だけがあるシンプルなものだった。

マルトラーナ教会内

花やさん

階段状の大きなプレトーリアの噴水


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