お寺内をすべて案内してくれた

次に「慈済(ツーチ―)」を訪問。最初はどうして観光地でもない新興の宗教団体に連れてこられたのか分からず、胡散臭い思いがしていた。でも全てボランティアで成り立つ仏教慈善団体で、日本の東北大震災時も52億円の義捐金を送ってくれたり、日本にも10回も来て直接復興にかかわったと聞き、だんだん凄い団体だと考えが変わってきた。

寺院内を案内してもらい、パネル展示で慈善活動が世界中に及ぶことを知った。また、実際に救助に行ったボランティアさんから、土石流で流された死体を1体1体手で綺麗にされたことを聞き、本当に頭の下がる思いがした。

2月17日(月) TARP主催バス旅行

玄関を入ったところ

慈済玄関(屋根は人の字の形)

靴会社の屋上からの眺め

製造工程を見学

会社の説明

コンド前に全員集合し大型バスに乗った。TARP会員さんやボランティアの通訳さんとも顔なじみになり、やっと名前と顔が結び付くようになった。
最初に行ったのは靴工場。比較的大きな会社らしく、会議室に案内され日本語を話す社員が靴と健康の関係等について説明。その後工場内を案内してもらった。高品質の靴で海外にも輸出しているらしい。

最後に興達漁港へ行った。大量の新鮮な魚が取れる観光漁港で、地元客も多かった。
夕食は各自ここで食べるという事だった。いわゆるB級グルメで、高級レストランは見あたらなかった。
通りに沿って店がずらっと並び、フライ物や干物が多く、ビールを片手に味見をしながら歩いた。店の人はいくらでも味見をさせてくれるので、結構お腹が膨れた。

あとで分かったことだが、案内してくれたTARPの会員さんがここの信者だそうだ。また通訳のKさんもうちの母や姉も空き缶のリサイクルをしていますと言っていた。かなりボランティが多そうだ。

昼食は被災地に届けられ、すぐに食べられるように工夫されたものをいただいた。



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