遠別ロールを作る
遠別町お試し暮らし (8月11日〜8月14日)
稚内では福港市場へ行き海産物を物色し昼食。その後新しくなったJR稚内駅を回り帰ってきた。
稚内駅にある最北端の線路
稚内港
ノシャップ岬
エンジン付きパラグライダーを見る。遠別川河川公園へ行った時、急に大きな音が聞こえて来たので空を見上げると、エンジン付きパラグライダーが気持ちよさそうにゆっくり飛んでいた。
海岸の方に下りたようだったので後を追うと、おじさんがいたので話しかけた。農家さんだが農閑期にはもう何年も前から飛んでいて、全国大会があると沖縄まで行くとのこと。
興味津々の私達はいろいろ尋ねると、もう一度空を飛んでくれると言いだした。本当は私達もやりたいがすぐに出来るはずもなく、飛ばれるのを手伝った。風が強く帆が上手く開かなかったが、数回後上手く風を捕まえ、すっと空高く上がって行った。気持ちよさそうで羨ましかった!
強風で帆が開かない
空高く行くパラグライダー
道の駅富士見
みんなでいただきます
遠別漁港
遠くに利尻富士が見える
メロン畑で
遠別へ向けて出発の日。朝方強風と大雨。その上2〜3日前の大雨で日本海沿いのオロロンラインは一部通行止め。キャンピングカーは車高があり横風に弱いので、強風の中の運転は心配したが、出る時間になると風も弱まり、雨も止んできた。
小雨の中布団や旅行用品を詰め込み出発。旭川を過ぎるころに雨は完全に止み、名寄では晴れ間も見えてきた。5時間後、無事に遠別に到着、やれやれ。
遠別町のお試し住宅は、「移住交流センター」の建物内にあり、ドア1つで事務所棟と居住棟とが繋がっている。事務所棟には「NPO法人遠別地域協力隊」が常駐していて、私達が借りるのは5LDKの居住棟の方だ。
5つの和室があり、キッチン、リビング、お風呂も広々としていて、2人では寂しいくらいだ。その上洗剤やトイレットペーパー等の消耗品も用意してあり、至れり尽くせりだった。
やっと風を捕まえる
ここのお試し暮らし住宅は北海道へ来てから予約した。というのは最初の段階ではこの期間どこも予約が取れず、車中泊を考えていた。
ところが深川市滞在中、長期天気予報を見るとその期間雨が続き台風が接近するではないか!台風の中の車中泊は辛い。8月6日に今からでは見つからないだろうと思いながらネットで調べた。
ラッキーなことに遠別町が見つかった。普通お試し暮らしは1週間単位からだが、ここは最低4泊5日からで体験行事に参加するが条件だった。早速メールで連絡を取るとOKの返事がもらえ一安心。
昼前急に思い立って稚内へ行った。左手に利尻富士を見ながら、オロロンラインを走る。道は原生花園に入り、どこまでも真っ直ぐな一本道が続く。何本もの風車が並ぶ姿もここでしか見られない。
何本も経ち並ぶ風車
どこまでも続く一本道
利尻富士
日常生活といっても今回はたった4日間しか滞在しなかったが、毎日が結構忙しかった。
まず野菜の収穫の体験に参加。キュウリ、ピーマン、トマト、茄子等を収穫しメロン畑を見せてもらった。
その後住宅に帰り、B級グルメの遠別ロールを考案者の女性に教えてもらいながら作った。米粉と小麦粉で作った生地を焼き、ホタテ、鶏肉、収穫した野菜を中にいれ生地でロールするというもの。ソースもいろいろ工夫してあり、簡単だが美味しくボリューム満点だった。
遠別町は北海道北部、日本海沿岸に位置しヒラメの産地らしい。遠別漁港へも行った。その後「道の駅富士見」へ。お盆休みで旅行客も多く、ここのソフトクリームは美味しいらしくよく売れていた。
道の駅裏の富士見ヶ丘公園で、利尻富士を眺めながら半日パークゴルフを楽しんだ。
モニュメントから見る夕日
あっという間に空へ
広いリビング
移住交流センター(左が居住棟)
リビングの奥はキッチン