今日はプラハの南西約２５キロにある１４世紀に建てられたカルルシュテイン城へ。プラハ本駅から初めて列車に乗った。前に下見に来ていたのでチケットも簡単に購入できやれやれ。列車の車両は新しくとても静かで、車内に電光掲示板もあり駅名が出るので安心して乗れた。約４０分後カルルシュテイン駅到着。のどかな田舎の雰囲気でほっとした。

駅前に１台だけ乗合タクシーがあり声をかけられたが、徒歩３０～４０分なので歩くことにした。「地球の歩き方」の案内通りに歩き、また道にも矢印がありわかり易かった。鳥の声を聞きながら、緑一杯の景色をみながらのんびり歩くのはとても気持ち良かった。

しばらく進むと家が見え始め坂道を登っていくと、両側に土産物屋やレストラン、カフェが並んでいた。観光客もまばらでなんとなく静かだ。やがて高さ２メートルの石の城壁に囲まれたカルルシュテイン城の立派な姿が見え始めた。

土産物屋の並ぶ道からずっと進んでいくと山道に入り、城の入り口まで後わずか。やっと到着したがどうも様子がおかしい。入り口の大きな戸が閉まったまま。他に入るところはない。よく見ると月曜日は休みと書いてあった。道理で観光客が少なかったはずだ。
せっかく来たのに残念だったが気を取り直し、駅近くの素朴そうだが雰囲気のいいホテルのレストランへ直行。ここで長居しゆっくり遅めのランチを食べた。田舎で物価も安く、ここのビールが１杯１８Ckの安さに驚いた。